私の100%

馬力が効かなくなっていると如実に感じる「下り坂44」。ミスも断続的に発生させてしまう。ただ、自分の持っている能力の最大値を若い人たちに届けたい、その思いだけは、紅顔の少年の頃と変わらないつもりだ。

授業の準備であれ評価問題であれ、労を惜しんだのでは質が担保できるはずもない。時間を見つけては使える素材を求めて本屋や図書館に入り浸る、それが10年以上続くルーティンだ。片道59キロのドライブ(=通勤)の最中だって、授業展開を組み立てるべく頭はフル稼働。そして何より、「案を寝かせる時間」が欠かせない。焦ってこの工程をないがしろにすると、発出した後で後悔を残す確率が格段に上昇してしまう。だから、協調性がないと後ろ指をさされようとも、自分のリズムを乱さずに事を運ぶのが肝要なのだ。

我が身の非才は十分承知、でも私は、私の100%を届けたいのだ。人との比較なんてどうでもいい。私の100%を。そう言い聞かせながら、私は今日も、命を激しく燃やしている。

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