怒濤の10月がやってきた(2019年10月)

今年度が始まる時には、不調を理由に仕事を減らしてもらったはずだったが、働けど働けど楽にならない。おまけに、イレギュラーな仕事が次から次に舞い込む始末で、楽しいけどちょっとしんどい。特にこの10月は乗り切れるのか心配なほどだ。

まず、11日から高知に行かなければならない。全国学校新聞指導者研修会で、新聞部の顧問として実践発表をするよう依頼されたのだ。全国の新聞部をリードする方々を前に何を話せばいいのか、と震えるばかりだが、夏休み恒例のOG・OBによる技術講習会で発表の練習をさせてもらったので、ありのままをお話ししたい。だいたい、熱くなりすぎると人間は失敗する。だから、淡々とやる。そして大変失礼ながら、その会を途中でお暇してそのまま東京へ向かい、13日に東京大学で行われる、大学入学共通テストに関する緊急シンポジウムに参加する。ここにきて一層不透明度を増している入試改革。情報をできるだけ入手して、可能な限り目の前の若い人たちに伝えたい。

24日からは、ふるさと鹿児島で国語の全国大会が行われる。実は母校でもプログラムが組まれているので、久しぶりに校門をくぐるつもりだ。その高校の校歌には「帰らざる三年をここに」という一節があるのだが、まさにその通りの貴重な三年間を過ごした。其処に立ったとき、どんな感慨がわき上がるのか、どんな記憶が黄泉がえるのか、今から楽しみである。

教員20年目のこの年にビッグイベントが数多く発生している。ご褒美なのか、集大成なのか、それとも終わりが近いのか?この祭のほんとうの意味を考える秋となっている。

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