2020年9月6日 / 最終更新日時 : 2020年10月25日 joho9696 日々のこと あらしのよるに 鹿児島県指宿市に、80歳を超えたおばが1人で暮らしている。幼少期から大変かわいがってくれた、私の大恩人だ。 猛烈な勢力の台風が近づく夜、電話の向こうのおばは、日頃の闊達さからは程遠い、消え入りそうな声を発した。 怖いのだ […]
2020年8月17日 / 最終更新日時 : 2020年11月1日 joho9696 日々のこと 565文字のエッセイ(私自身の場ミテとして) 「565字」というのは、勤務校の広報紙のエッセイ欄を執筆する時に求められる字数だ。565±5字ぐらいで書かなければいけない(そうしないと、空白列ができるorオーバーする)のだが、8年(23回)も担当していると、計算せずと […]
2020年7月4日 / 最終更新日時 : 2020年7月5日 joho9696 日々のこと 捨てたい 熊本県南の大雨のニュースに心を痛めながら、昔のことをまた、思い出している。 別記事でも触れたことがあるが、かつて6年間ほど、バスケットボール部の顧問を担当したことがある。スポーツのできない私は、しかし若い人たちの熱意に巻 […]
2020年6月13日 / 最終更新日時 : 2020年6月13日 joho9696 日々のこと 学校再開後の日々のこと(教室は劇場/「賞味期限」を待たずに) 10年来の「戦友」とも呼ぶべき同僚が、休校期間中に職場を去った。数少ない、心から尊敬できる人だった。唐突な別れ、床に散らばった感情をかき集めることもできないまま、学校再開。とにかく、動き回ることで日々をやり過ごしている。 […]
2020年5月26日 / 最終更新日時 : 2020年5月27日 joho9696 旅のこと 良いものを差し出すために(朝のルーティン) 朝。人のいない部屋で一日の準備を始める。20代から守ってきたルーティンだ。 誰にも侵されない準備のひととき、私は小さなミスを頻発する。白みゆく空の下、なぜか毎日のように訪れる七転八倒の時間帯。ただ、朝のトラブルは、どんな […]
2020年5月5日 / 最終更新日時 : 2020年5月5日 joho9696 日々のこと 悪戦苦闘のオンライン(HP1周年に寄せて) このHPを初めて公開したのは2019年5月5日。ちょうど1年が経った。機械が苦手でひとに甘えて続けてきた私が、独りでどこまでできるのか、不安に満ちた船出だった(WordPressを正しく扱えているのか、今でも全く自信がな […]
2020年3月15日 / 最終更新日時 : 2020年3月15日 joho9696 日々のこと 教員20年目の終わりに 新型コロナウイルスの影響が長引き、勤務校では3月の後半に予定していた授業も行わないという変更がなされた。今日も、静まりかえった教室に入り、年度末の事務作業を少し進めた。 今年度は私にとって教員20年目の節目の年だった […]
2020年2月9日 / 最終更新日時 : 2020年11月30日 joho9696 日々のこと 僕はともだちがいない(marginal man) 1月に、国語にまつわる大きな仕事を3つほど、形にした。2月に入って休憩モードに入ってしまい、こざこざした積み残しが溜まっていく一方。HPの更新も滞っている。 ところで、学年末のこの時期になると、過去の自分を振り返り、これ […]
2020年1月3日 / 最終更新日時 : 2020年1月4日 joho9696 日々のこと 「再会」(高1の私の小説のようなもの、1993年) 帰省の際に実家の書架を眺めていたら、高校時代の文集が出てきて、私が昔書いた駄文が発見された。見るからに恥ずかしいのだが、正月の酔狂でここに載せたのかな、ぐらいに思っていただければ助かります。タイトルは「再会」、では、16 […]
2019年12月1日 / 最終更新日時 : 2019年12月1日 joho9696 日々のこと 虚構の力(2019年11月の観劇記録) 11月は、九州で名の知れた劇団の芝居を2つ見た。1つは北九州の劇団「飛ぶ劇場」の「ハッピー、ラブリー、ポリティカル」、もう1つは宮崎の劇団「こふく劇場」の「キャベツくん」である。前者は、マンション隣の空き地に児童養護施 […]